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Coffee Break ちょっと一息(その5)

沖縄の酒、泡盛

泡盛(あわもり)は、主にタイ産のインディカ米を原料に黒麹によって発酵させ、蒸留した琉球諸島産の蒸留酒です。

戦前には、奄美群島でも製造されていたみたいですが、現在は作られていません。「本場泡盛」、「琉球泡盛」を商標に使用できるのは沖縄県で作られたものだけとされています。

『泡盛』の名前の由来には2つの説があって、1.昔は原料に粟を用いたことからとするものと、2.蒸留の時、泡盛が受壷に落ちる時、泡が盛り上がる状態を見て「泡盛る」となり、転じて『泡盛』となったとするものがあります。

2011年12月現在、48の酒造所があり、たくさんの銘柄があります。

沖縄県内で一般に流通しているもののアルコール度数は30%ですが、飲みやすさを考慮して25%にしたものもあります。ただし、与那国町には、花酒と呼ばれる60%のものが「どなん」、「与那国」、「舞富名」の三銘柄あり、泡盛では最も度数が高いとされています。ただし、法律上は、アルコール度数が高いため「泡盛」ではなく「スピリッツ類原料用アルコール」に分類されるようです。

48の酒造所のうち、琉球王朝のあった那覇市の首里地区の酒造所の泡盛がよく出回っていますが、離島の銘柄にも人気の高いものがあります。

3年以上貯蔵したものは古酒(クース)と呼ばれていますが、一般には熟成が3年未満の一般酒が流通量が多く、通常は、多くの蒸留酒が寝かせてから販売されるのが普通であることと比較すると、やや特殊な例に当たります。

また昭和末までは、ほとんど二合瓶、三合瓶、一升瓶で出回り、特に手頃感のある三合瓶に人気があったとされますが、実は三合瓶と言うても、沖縄戦後に米軍の放出したビール瓶に泡盛を詰めて販売した名残で容量は600mlです。

GENTSでは、数多くの泡盛の中から、一般的な、残波の白(25度)/黒(30度)/プレミアム(30度)を中心に、久米島の久米仙や、宮古島の琉球王朝・菊の露など各種の泡盛をショット売りだけでなく、ボトル売りしています。

沖縄で飲む泡盛は、格別です!一度お試しください!